教育コラム

日本語と英語のちがいがわかる 和英のツボ

第7回

「breadにしますかriceにしますか」だとおいしそうではない!?

『アンカーコズミカ英和辞典』

2009年06月02日公開

「パンにしますか、ライスにしますか」

『アンカーコズミカ英和辞典』(p.227)"bread"の項目より。

「breadにしますかriceにしますか」

Illustrated by Chino A

(1)
日本語では総称としての「パン」をよく使うが、パン文化の英米では個別に言うのが普通で、「パン」=bread とならないことが多い。
bread は食パンで、たとえばトーストして朝食に食べる、サンドイッチにして昼食にする、などが多い。
トーストしたものは toast なので、「ふだん、朝食はパンとコーヒーです」は I usually have toast and coffee for breakfast.となる。

(2)
レストランではしばしば「パンにしますか、ライスにしますか」と聞くが、 Which would you like, bread or rice? は奇妙。bread ではおいしそうに響かない。パンを具体的に、rolls[croissants]or rice などとする必要がある。

アンカーコズミカ英和辞典(学研)

『アンカーコズミカ英和辞典』

現代社会に対応できる90,000項目を収録。ニュアンスまでわかる適切な訳語と豊富な用例を掲載。よくある英訳ミスを正す「和英のツボ」、英語文化の核に迫る「英語文化のキーワード」欄、「語法」解説、「類語」欄、連語の意味がわかる「コロケーション」欄など、類書にはないコラムも満載。 山岸勝榮編。

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